法改正情報(事務所通信)

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15年・4月号 適格退職年金制度よりの移行について

1. 適格退職年金制度が10年間でなくなります

現在多くの企業様が加入している適格退職年金制度は、平成24年3月にて税制
非適格となります。それにともなって適格退職年金から他の年金制度への移行と
退職金制度の見直しが急務となって来ました。
その移行のための選択肢としては、下記の様なものがあげられます。
 
 1) 厚生年金基金制度
  2) 確定拠出年金(日本版401K)
  3) 確定給付企業年金
    ・基金型
    ・規約型
  4) 中小企業退職金共済制度

上記の移行選択肢の中で現在の適格退職年金制度に加入の積立金不足・過去勤務
債務等により各企業に於ける状況にもよりますが、中小企業の現況から見ると
「中小企業退職金共済制度」への移行が最も適しているのではないかと思います。


2. 移行に当っての手順

移行については

  ・ 移行制度の選択
  ・ 適格退職年金受託機関への移行する旨の通知
  ・ 従業員への説明・了解
  ・ 退職金制度の改定
  ・ (中小企業退職金共済への移行の場合)加入申し込み等 
     数ヶ月の期間を要することになります。

私どもオフィスオオツジでは、これらの移行についてのご相談と手続を退職金制度
の改定とあわせ代行業務を行っております。

以上 適格退職年金制度についてのご案内を申し上げました。ご不明の点あれば
なんなりとご連絡下さい。


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